Cardiorespiratory of Underwater Walking with Weight Bearing of Buoyant Force

1999 
10名の健常大学生に対して,水中浮力分の重錘を荷重し,陸上と同様な下肢荷重を与える浮力を除去した歩行の呼吸循環反応について検討した。膝蓋骨浸水水位における時速2.16kmでの歩行において,浮力除去歩行及び水中歩行は,陸上歩行に比べて体重当たり酸素摂取量(VO2/w)有意に高値を示し(p<0.01),浮力除去歩行と水中歩行においてVO2/wに有意差を認めなかったことから,浮力分の荷重の有無による影響は認められなかった。また,酸素脈,心拍数,二重積において3歩行様式間に有意な変化は認められず,一回拍出量及び動静脈酸素較差によってVO2/wが補われたことが示唆された。浮力除去歩行は,歩行スピード及び水位を変化させることで閉鎖的運動連鎖状態において水の粘性抵抗を有効に利用し,段階的運動強度の位置づけが可能と考えられた。
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