The Study on Brooding Temperature of Laying Hen and Broiler

1985 
ウインドウレス鶏含で傘型ガスブルーダーを使って,ブロイラーの育すう温度について,省エネルギー的考え方を考慮して春,秋,冬ふ化鶏について検討したところ,いずれのふ化季においても第1週目を30°Cとする育すう温度については,4週齢までの育成率が35°C区および33°C区よりも1~2%低く,さらに入すう時にひなが育すう器内に密集しており育すう温度としてはやや低すぎた。ところが,第1週目の最初3日間を33°C,後の4日間を30°Cとし,2週目以降は毎週3°Cずつ漸減させる温度管理は,育成率を低下させることはなく,9週齢時体重,飼料要求率についても従来の基準温度に比べてほとんど差がなかった。また,この育すう温度管理はプロパンガス代の節約が大きく,育すう用の温源費を低下させるために1羽当たり経済性がかなり改善された。次に,餌付後5日間を33°Cとする育すう温度については,餌付後3日間を33°Cとする場合と育成成績,ひなの分布状態などにほとんど差がなかった。
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