Follow-up system after resection of colorectal cancer patients
2003
当科では1996年より大腸癌患者に対する術後follow up systemを作成し,効率的かつ効果的なfollow upを目指している.本稿では本systemの有用性を検討した.対象は1987年から2000年までに手術を行った大腸癌748例である.1995年以前の411例と,本systemを適応した1996年以降の337例を比較検討した.curA症例は再発の危険性によりcurA-低危険群,curA-高危険群に分類した.対象症例全体,curA-低危険群の予後は1996年以降で良好であった.curA-高危険群,curB,C症例の予後は両者で差はなかった.curAでの再発について,1996年以降で治癒切除可能な症例が多く,その予後は良好であったが,再発症例全体では差はなかった.異時性多発癌について,1996年以降は全例早期癌で発見された.本sys-temは,curB,C症例,再発症例で期待した結果を得ることができなかった.今後,より良いfollow up sys-temを作り上げたいと考えている.
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