Zomepirac Sodium の有効用量と安全性についての予備的検討
1983
歯科領域での小手術後および抜歯の術後疼痛に対する Zomepirac sodium の有効用量と安全性をメフェナム酸を対照薬剤として二重盲検法による比較試験で検討した。解析対象は109例でつぎのような結果をえた。1) 薬効解析対象の背景因子別比較ではいずれも差がなかった。2) 初回投与後の鎮痛効果はZ 100mg群がZ 50mg群よりも有意にすぐれ, M群がZ 50mgよりもすぐれる傾向であった。3) 疼痛重症度と疼痛重症度落差の経時的推移では投与30分後にZ 100mg群がM群よりもすぐれる傾向であった。4) 鎮痛効果の発現時間は各薬剤間に有意な差がなく, 効果持続時間はZ 100mg群がZ 50mgよりも長い傾向を示した。5) 副作用発現率, 安全度判定および有用性判定では各薬剤群間に有意な差を認めなかった。
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