Preparation and Capacitance of Cu-dispersed Porous Carbon Composites for Capacitor Electrodes Made from Different Kinds of Sawdust

2002 
原木の種類の明らかな7種のおがくずを原料として調製した超微粒銅分散-炭素多孔材をキャパシタ電極として用い,静電容量への樹種の影響を調べ,高静電容量の発現に影響する因子の解明を試みた.高い静電容量が発現するための材料設計指針として以下の結果を得た.(1)CO2雰囲気中で賦活すると,静電容量は大きくなる.(2)炭素質単位質量あたりの比表面積が大きいほど静電容量は大きい.(3)炭素多孔材の銅含有量は,約0.1Cu-g/gで高い静電容量を示した.これらの条件が電極の高静電容量化に寄与する理由は検討中である.樹種原木の異なる特性および共通の特性が関係しており,影響を及ぼす因子は多く複雑である.しかし,原木が異なっても共通した傾向が見られることから個々の原木のおがくずについて,高静電量化が可能であることが予想される.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    2
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []