A clinicocytological study of tubular carcinoma of the breast

2010 
目的 : まれな乳腺管状癌の細胞学的特徴について明らかにする.方法 : 当科で経験した乳腺管状癌 15 例の臨床像, 組織像, 細胞像を検討した.成績 : 乳腺管状癌は臨床的に低悪性度で予後良好な組織型であった. 細胞診上の特徴は, 1) 細胞採取量が多い, 2) 筋上皮細胞の混在が少ない, 3) 核小体が不明瞭, 4) 管状構造, 弾性物質がみられる, であった. 以上の所見を認めた場合, 管状癌を推定する一材料となる可能性がある.結論 : 乳腺管状癌は予後良好であり, 治療方針を決定する際, 細胞診で組織型を推定することは有意義であると考える.
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