A CASE REPORT OF ADENOENDOCRINE CELL CARCINOMA OF THE EXTRAHEPATIC BILE DUCT

2009 
症例は65歳,女性.全身倦怠感と黄疸にて当院へ紹介された.上部から中部にかけての肝外胆管に腫瘤が認められ,No.12リンパ節が腫大しており,上中部胆管癌と診断した.肝側断端を陰性にするために経皮経肝門脈右枝塞栓術を施行後,拡大肝右葉尾状葉切除,胆管切除,No.16a2b1を加えた2群までのリンパ節郭清を行った.切除標本の病理所見では,一部管状腺癌を伴っているが,大部分は小型の腫瘍細胞が充実性の胞巣を形成し,chromogranin A,Grimelius染色陽性で,腺内分泌細胞癌と診断した.すでに切除肝に肝転移を認めた.術後4カ月の腹部超音波検査で,大量の腹水を伴う両葉多発肝転移再発がみられ,急激に全身状態の悪化をきたし,術後5カ月で永眠された.病理解剖を行い,肝臓・横隔膜・膵臓・右副腎・リンパ節に腺内分泌細胞癌の転移と浸潤がみられた.
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