Oögenesis and oösorption of Tetrastichus sugitamabae Yasumatsu et Yoshii (Hymenoptera, Eulophidae), a parasite of Contarinia inouyei Mani (Diptera, Cecidomyiidae)

スギタマヤ ドリヒメコバチTetrastichussugita〃 η一 baeYasumatsuetYoshiiは スギの新芽 を加害す る 大害虫スギタマバ ェContariniainouyeiManiの 幼虫 寄生蜂である.木 寄生蜂 は春,夏,秋 と年に3回 発生 す る.雌 成虫 は寄主 の 虫櫻 の表面か ら産卵管 を挿入 し,そ の中の寄主幼虫の体 内へ1~2個 の卵 を産む. 孵化 した幼虫は終令 までに寄主幼虫を完全に喰いつ く し,虫 痩の中で蛹化 し,寄 主 の初令幼虫の侵入 口であ る虫痩の細い孔か ら羽化 して出て くる. この雌成 虫が寄主の虫痩にとまり,産 卵後寄主蜂 自 身 によつてあけ られ た産卵孔 や寄主幼虫侵入孔 に長い 問 口をつけている0)が 観察 され,い わゆ るhost-feedingを 行な うことや卵巣および卵 の形態等か ら,本 寄 生蜂 の卵 はFlanders(1942)の い うanhydropicな も のであることがわかる.