REHABILITATION OF THE PATIENTS AFTER OROPHARYNGEAL RESECTION

1999 
中咽頭切除後に再建, 非再建例ともに鼻咽腔閉鎖機能不全による言語障害, 嚥下障害が生ずることがあり, リハビリテーションの対象となっている。これらの障害に対してわれわれは鼻咽腔部補綴を適用している。今回, 悪性腫瘍により中咽頭切除後の再建, 非再建例5症例に対して鼻咽腔部補綴を行い, 補綴物装着前後の発音機能, 嚥下機能について検討を行った。その結果, 5症例において鼻咽腔部補綴物装着により発音・嚥下機能の顕著な改善が得られ, 鼻咽腔部補綴の有効性が明らかとなった。また, 中咽頭切除症例の鼻咽腔部補綴装着後の成績を左右する因子として, 軟口蓋後縁の残存の有無, Passavant 隆起の有無, 他部位への切除の有無などが考えられた。
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