Isolation and purification of Arai antigen from sera and ascites of patients with liver disease

1979 
Arai抗原は,肝疾患患者血清中に高頻度検出される一種の異常リポ蛋白と考えられている.著者らはArai抗原陽性の血清および腹水から,ゾーナルロータを用いた塩化セシウム浮 上密度勾配遠心処理,Bio-gel A-5mゲル濾過法,さらに抗正常ヒト血清を結合したSepharose 4Bカラム処理することによって,純度99%以上のArai抗原精製物を回収率39.3%で得ることに成功した.Arai抗原は,浮上密度1.096±0.01g/cm3,分子量90±15万の球形粒子である.粒子直径は,10~50nmの範囲に二峰性を示して分布しており20nmと30nmにピークが見られた.
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