A CASE OF BREAST CANCER WITH MULTIPLE LUNG METASTASES PRESENTED CAVITIES

2006 
CT画像上,薄壁空洞を含む,空洞を呈した多発性乳癌肺転移の1例を経験したので報告する.症例は46歳,女性.乳癌手術後5年目に胸部異常陰影が出現し, CTでは薄壁空洞を含む多発性の空洞性病変であった. 2年間のCTでの経過観察中に空洞の壁の肥厚や充実性病変の出現などがみられ,確定診断のために胸腔鏡下肺部分切除を施行した.組織学的に乳癌の肺転移と診断され,ホルモン療法を施行した.治療開始3年後,肺病変はすべて薄壁空洞となり,ホルモン療法は効果的であったと考えられた. 9年を経過した現在も,担癌ながら存命中である.
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