小学校社会科単元「森林と大気と生活」の実験授業の分析と考察(5) -「反省」の分析と考察(その1)-

2008 
本研究は、小学校6年生を対象に開発した単元「森林と大気と生活」の学習書(個別学習用)に基づいて実施した実験授業の結果を分析したものである。実験授業の結果、問題集、作文、推せん課題レポート、プリテスト・ポストテスト等のデータを得ることができた。これらのデータを分析・考察することによって、開発した学習書が個別学用習教材として適切であったか、どのような社会認識を形成したか、実験授業によって社会認識がどのように変化したか、その理由は何かなどを明らかにすることを目的としている。本稿は、「反省」の内、満足度と「感想A」の分析と考察を行った。その結果、満足度の分析・考察では、実験授業が児童に比較的高い満足感を与えたことを明らかにした。「感想A」の分析・考察では、実験授業が児童に知的発見、それに伴う知的驚きや喜び、知識拡大・深化をもたらしたことを明らかにした。
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