心臓PET およびMRI による冠動脈疾患診断の進歩
2020
冠動脈疾患の検査には,冠動脈狭窄病変の検出や負荷時の心筋血流の低下する虚血の評価が広く利用されている.本稿で紹介するPET は,心筋血流量や冠血流予備能(CFR)の定量的評価に役立つ.他方,MRI では高い解像力と優れた組織性状評価を利用している.多くの場合,造影剤の分布より心筋血流評価や心筋線維化の同定を行っている.ここではPET とMRI を用いた冠動脈疾患の診断や重症度評価,さらには心筋生存能判定の意義について解説する.
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