A case of cutaneous B cell lymphoma occuring in the course of rheumatoid arthritis.

1990 
60才女子。慢性関節リウマチ経過中に下腿の結節性紅斑様皮疹に始まり, 数回の自然消褪を示した皮膚原発のB細胞性リンパ腫の1例を報告した。自験例は初診時には皮膚病変のみで全身的検索では異常を認めなかつた。病勢の進行と共に腫瘤は躯幹, 顔面, さらに眼窩内へと広がり, 悪液質および呼吸不全にて死亡した。剖検では, 大動脈周囲および腹腔内リンパ節に腫瘍細胞の浸潤がみとめられた。組織学的にLSG分類diffuse lymphoma mixed cell typeからlarge cell typeへの移行がみられ, 免疫組織学的にCD-20陽性でIgM-κのモノクロナリティを示した。自己免疫疾患と悪性リンパ腫との関係について若干の考察を加えた。
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