Hematoma of the Lumbar Ligamentum Flavum: A Case Report

2011 
【症例】61歳,男性.約4年前にL5/S1左外側型ヘルニアに対してPLIFを施行された.術後,左下肢痛は消失するも左母趾の知覚異常が残存した.術後3年6か月経過後,左下腿外側,足背の痛みとシビレが出現し,いったんは改善するも4か月経過したころから同症状が再燃し歩行困難となった.理学所見上,左股関節外転筋と左前脛骨筋にMMT4の筋力低下を認めた.MRIにてL4椎体レベルの脊柱管内左側にT1強調像でやや高信号を呈する腫瘤影を認めた.術中所見にて同腫瘤はL45左黄色靭帯内から頭側へと連続性に進展する血腫であり,これらを全て摘出した.術後,左下肢痛は消失し筋力も回復した.【まとめ】黄色靱帯内血腫は比較的まれな疾患であるが,MRIにおける経時的な輝度変化を捉えることにより術前診断が可能であると考えらえた.
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