繊維状炭素への触媒担持方法、並びに、それを利用した燃料電池用電極および燃料電池

2003 
【課題】炭素同士がチェーン状に凝集せず、しかも、触媒微粒子が凝集することなく均一に担持させ得る繊維状炭素への触媒担持方法を提供すること。また、該方法で得られた触媒担持繊維状炭素を燃料電池用電極ないし燃料電池に適用することにより、無駄なく効果的に“触媒,導電体(炭素),電解質”の3者を密接させることができ、性能が向上した燃料電池用電極ないし燃料電池を提供すること。 【解決手段】炭素材料として、繊維状炭素(カーボンナノチューブ)を用い、この繊維状炭素に触媒を担持させる触媒担持工程の前処理として、該繊維状炭素の繊維表面に、酸化剤を用いて、反応性部位を導入させること。(具体的には、カーボンナノチューブを硝酸、又は、硝酸と硫酸で処理して、カーボンナノチューブ外表面に反応性部位を導入させる。)また、該触媒担持方法で得られた触媒担持繊維状炭素を燃料電池用電極ないし燃料電池に適用すること。 【選択図】 なし
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