3-2 いざというときに慌てないために カテーテルの自己抜去発見時の対応

2009 
認知症患者の手術後は手術のストレスや疼痛,チューブ類の違和感,体動制限などによりせん妄のリスクが高まると言われています. 泌尿器科手術後は,多くの場合カテーテルが留置されますが,患者さんが治療内容を理解できずに,カテーテルを自己抜去することがあります.患者さんの状態をアセスメントし,せん妄予防のための早期対応やカテーテル留置の必要性を検討した予防策が必要です.経尿道的前立腺切除術(TURP)を受けた患者さんが,尿道留置カテーテルの自己抜去に至った事例をもとに,抜去後の対処方法や予防策を含めて考えていきたいと思います.
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