Intraoperative air-leaks after closure of bronchus with staples
1996
肺癌手術時の気管支断端に対して, 器械縫合を行った77例と手縫い縫合を行った73例の術中気管支断端エアーリークについて比較した.術中気管支断端エアーリークを器械縫合群の1葉切では55例中10例 (18.2%), 2葉切では15例中4例 (26.7%), 肺摘除では7例中0例 (0%) に認め, 全体では77例中14例 (18.2%) であった.術中気管支断端エアーリークを手縫い縫合群の1葉切では59例中5例 (8.5%), 2葉切では8例中0例 (0%), 肺摘除では6例中0例 (0%) に認め, 全体では73例中5例 (6.8%) であった.術中気管支断端エアーリークを器械縫合群と手縫い縫合群で比較すると, 有意に (p<0.05) 器械縫合群が高率であったが, 術中気管支断端エアーリークを認めて追加縫合を行った症例には, 術後気管支断端瘻を認めなかった.
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