A study on geographical analysis of a residential housing development on artificial fill

2010 
大規模造成宅地において切盛分布や盛土厚さを把握する手法として,新旧地形図の比較による方法がある。しかし,新旧地形図から作成された切盛図の精度の検証はあまり行われていない。本論文は,既存の谷埋め型大規模盛土造成地(開発総面積110,000m2)をモデルとして,縮尺の異なる新旧地形図から作成した切盛図の精度比較を行うとともに,平面的に高密度に実施したスウェーデン式サウンディング(SWS)試験と表面波探査を用いて,切盛分布や盛土厚,盛土の硬さを相互に比較することによって,それぞれの地形把握手法の問題点を明確にし,造成地盤の地歴状況把握の精度の検討を試みた結果,造成宅地地盤における旧地形の把握においては,それぞれの手法の適用性から,求めたいメニューによって,地形図,SWS試験,表面波探査を適宜組み合わせて評価する必要があることが分かった事例を紹介する。
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