Clinical immunological studies of OK-432 therapy in patients with hepatoma accompanied by liver cirrhosis.
1985
硬変併存肝癌13例につきOK-432投与による免疫療法を検討した. 細胞性免疫能をskin testにて, 肝硬変症14例および健常対象者12例と比較検討すると, 肝硬変症および硬変併存肝癌にて特にSU-PSおよびSK-SDの反応低下をみた. 硬変併存肝癌におけるOK-432の臨床効果を検討すると, 生存率では, 5ヵ月で70%, 12ヵ月で58%で, 非投与群17例の5ヵ月12%, 12ヵ月10%以下と比べて有意に高かった. skin testでも改善がみられ, 血中AFPの上昇はみられず, 血中エンドトキシンの陰性化がみられた. しかし, 腫瘍サイズの縮小はみられなかった. 硬変併存肝癌に対するOK-432投与は臨床上, 期待しうることが示唆された.
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