Single and two-dipole analysis of cardiac electromotive force in normal persons and patients with right bundle branch block

1996 
右脚ブロック例について体表面128点の電位を記録し, これと正常平均のデータを単一双極子および二個双極子によって表現することを試みた.体内の双極子による体表電位の計算値と実測値の差を最小二乗法で近似させ, 双極子の位置と大きさを決定した.正常では単一双極子近似が比較的良好で, 双極子で表されない成分を残差とすると, 29.7%程度となった.右脚ブロックではQRS中期に残差が大きくなった.二個双極子近似を用いると, 正常では第二の双極子が小さく, 位置が心臓部を逸脱することがあった.右脚ブロックでは二個の双極子がそれぞれ左室, 右室を表し, QRS前期, 後期に優位となる.中期の残差を小さくすることができるが, 両双極子が予期されるより大きく, 反対方向を向いている形がみられた.
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