Sjögren症候群に合併したremitting seronegative symmetrical synovitis with pitting edema (RS3PE Syndrome)と考えられる1例

1997 
症例は49歳女性.眼球乾燥,手関節・膝関節の疼痛と腫脹,両側前腕・下腿の浮腫の出現のため,精査加療目的で入院した.骨単純X線,骨シンチグラフィーにて両手関節の滑膜炎を認め,リウマチ因子は陰性, HLA検査はB7, Cw7が陽性であった.またSchirmer testは陽性であった.以上よりSjogren症候群に合併したRS3PE Syndromeと診断し,ステロイド剤と非ステロイド系抗炎症剤の併用により症状が消失し退院した.その後ステロイド剤の少量単独投与にて1年間の経過中再燃を認めていない.
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