高周波磁気特性に優れたFe−Cr−Si系無方向性電磁鋼板およびその製造方法

2003 
【課題】 高Si並びに高Cr含有によって得られる高い電気抵抗が10kHz以下の高周波域では、十分に活用されていない問題を有利に解決し、高周波域、特に1kHz以上の周波数域で磁気特性に優れたFe−Cr−Si系無方向性電磁鋼板を提供する。 【解決手段】 Si:2.5〜10mass%、Cr:1.5〜20mass%、C:0.006mass%以下、N:0.002mass%以下、S:0.005mass%以下、Ti:0.005mass%以下およびNb:0.005mass%以下を含有するとともに、必要に応じて、Al:0.1〜2mass%や、SbおよびSnのいずれか1種または2種を、それぞれSb:0.005〜1mass%およびSn:0.005〜1mass%の範囲で含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、鋼の電気抵抗が60μΩcm以上、鋼板内部におけるCr系窒化物の存在割合が1mm 2 当たり2500個以下であることを特徴とする。 【選択図】図5
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