A CASE OF CELIAC ARTERIAL ANEURYSM INCIDENTALLY DETECTED AT A COMPLETE PHYSICAL EXAMINATION

2001 
症例は36歳,女性. 1998年の人間ドックの腹部超音波検査で膵頭部に低エコー腫瘤を指摘され,精査のため当院に入院した.腹部CT,血管造影で腹腔動脈起始部に約2.5cm大の動脈瘤を認めた. 手術所見上,腹腔動脈起始部に径3cm大の動脈瘤を認め,瘤から総肝動脈,左胃動脈,脾動脈が分岐していた.各々の動脈の血流を遮断し血流測定にて十分な血流が確かめられたため各々の動脈を結紮切離し動脈瘤を摘出した.術後血管造影検査にても肝,膵,脾臓の血流は十分保たれていた. われわれは人間ドックの腹部超音波検査で偶然発見された腹腔動脈瘤を手術し,良好な結果を得たので文献的考察を加え報告する.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    3
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []