Monotherapy and combination therapy with phenytoin and carbamazepine. Smooth-persuit eye movement and serum level of antiepileptics.

1989 
フェニトイン (PRT), カルバマゼピン (CBZ) が, 単剤時および併用時に, 滑動性眼球運動 (SPEM) に及ぼす影響を, 12例の側頭葉てんかん患者についてintra-individual (個人内) で検討した。血中濃度とSPEMの相関係数rを求め得た例では, PHT6例の平均rは-0.94で, CBZ単剤4例の平均rは-0.55であった。両薬剤とも, SPEMの閾値と血中濃度は直線的関係を示し, 注視性眼振を指標とするよりも鋭敏に副作用の出現を予測できた。併用時には, 全例で単剤よりもSPEMの障害は高度であった。両薬剤の単剤時および併用時に検査を行い得た1例では, 併用時のSPEM障害は, 各薬剤の影響の合計より大きく, 相乗効果が示唆された。
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