下肢筋のスクワット・トレーニングが呼吸リハビリテーションに有用であった高齢 COPD 患者

2009 
急性肺炎による呼吸不全で入院となり,自力での立位や歩行が困難となった高齢COPD 症例に対して,自重も軽減できるスクワット・マシンである MUSTECTMにより,スクワット・トレーニングを中心に 4 週間呼吸リハビリテーションを継続した。その結果,両下肢筋力が増強し,連続歩行距離や歩行後の下肢疲労感などが改善した。スクワット・マシンは下肢筋力強化や下肢筋力評価に有用であり,高齢 COPD 患者のみならず,立位・歩行が困難な,いわゆる廃用症候群などにも応用できる可能性がある。
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