近代京都の美術工芸 : 制作・流通・鑑賞

2019 
第1部 制作(浅井忠とパリ—近代日本における芸術家の転身をめぐる考察;木島櫻谷の写生縮模帖—近代京都における日本画の学習と制作;太田喜二郎研究—その画業と生涯河井寛次郎と京焼の生産システム—登り窯を「受け継ぐ」意味;京都における染織工芸の近代化—写し友禅・機械捺染・墨流し染;水曜会をめぐる考察—竹内栖鳳塾における明治三〇年代後半の新動向;『小美術』—その分析と西川一草亭の果たした役割;京都市立美術工芸学校の教育課程) 第2部 流通(美術貿易黎明期の京都とロンドン—美術商池田清助とトーマス・J.ラーキン;谷口香〓(きょう)の模写と画譜出版;雑誌『時事漫画 非美術画報』にみるカリカチュアと図案;明治期京都における染色デザインの展開—友禅協会応募図案を中心に;明治期京都における教育機関への海外デザインの導入—図案集を中心として) 第3部 鑑賞(小波魚青「戊辰之役之図」と明治維新観;雑誌にみる近代京都の美術工芸—黒田天外の『日本美術と工芸』をめぐって;京都商品陳列所と明治末京都の美術工芸;土田麦僊の画室建設と材木商塩崎庄三郎;武徳殿の建設と国風イメージの波及;茶会の場の考察)
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