Image analyzable research on the radiograph of the alveolar bone of occlusal trauma. 1

1988 
外傷性咬合と歯槽骨吸収形態との関連性について検討したいために, 画像解析装置を用い, 外傷性咬合の検討は, 外傷性咬合時の咬合力の大きさと咬合力の加わる方向を指標にした。また被験歯は, 早期接独があってわれわれが規定した一定の条件を満たした下顎の臼歯21歯を対象にした。観察の結果は,1. SHonic-GAシステムを用い規格デンタルX線写真を画像処理し, まず臼歯の歯槽骨吸収形態を小臼歯は4種に大臼歯は5種に分類した。2. 小臼歯では, 歯槽骨の吸収域に一致して, 早期接触, OCAおよびLG1° が認められた。3. 大臼歯のI型とII型では, 歯槽骨の吸収域に一致して, OCAとLC1° が認められることが多く, 歯槽骨吸収形態との関連性が示唆されたが, III型とIV型では認められなかった。4. 早期接触部と, 各歯の最大OCAおよび最大LG1° の部位が一致して認められた。
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