I.診察法:肛門疾患の診察の方法と留意点

2011 
肛門疾患の大半は,特別な検査を行わなくても,適切な問診や触診などにより正確に診断できるので,正しい知識をもって診療に臨む必要がある.また肛門部は,患者の羞恥心の高い部位であるため,患者の心理にも十分留意しなければならない.なかにはCrohn 病のように,肛門疾患から全身疾患の発見につながる疾患もあるため,少ない情報による先入観にとらわれず,肛門関連疾患の総合的な知識をもって診療にあたることが求められている.
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