Basic investigation on the seismic redundancy of a damaged steel truss bridge

2009 
本研究では,橋の補修に優先順位をつけるために橋梁の安全性を総合的に評価することを目的とし,損傷を有する鋼製トラス橋を対象に活荷重漸増解析ならびに地震応答解析を行ない,橋梁全体の挙動の把握および損傷箇所・損傷種別の違いが橋梁全体の安全性に及ぼす影響について検討を行なった.その結果,大きな軸力が働く支点近傍の斜材が破断すると,活荷重作用時・地震時ともに橋梁の安全性が低くなることがわかった.また,地震応答解析において一部分の大きな損傷よりも軽微な損傷でも広範囲に損傷が広がっていると安全性がより低下する可能性があることが分かった.
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