TRANSPORT PLANNING MODEL FOR WIDE AREA RECYCLING SYSTEM OF INDUSTRIAL WASTE PLASTIC
2011
都市で発生する産業系プラスチック廃棄物(産廃プラ)は,その多くが再生利用されずに埋立処分や焼却処理されてきた.しかし,今後においては有用な資源としてそれらを積極的に活用し,環境負荷の少ない循環型社会を実現化する必要がある.合理的なリサイクルシステムを構築するためには,産廃プラをどの場所へ,どれくらい輸送するのが適切なのかといった「輸送問題」に取り組むことが必要となる.本研究では,埋立ゼロ化に伴って発生する東京都の産廃プラに着目し,線形計画法を用いた輸送計画モデルを検討した.設定シナリオの下で最適化計算を行い,東京を中心とした首都圏でのリサイクル処理の実現可能性のみならず,広域的な循環システムの有効性について論じた.
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