NUMERICAL SIMULATION ON EFFECTS OF TEST CONDITIONS ON MEASURED SWELLING PRESSURE OF COMPACTED BENTONITE BY SWELLING MODEL

2011 
放射性廃棄物処分では,ベントナイト系材料を人工バリアなど施設の重要な構成要素の一つとして用いることが検討されている.ベントナイト系材料の重要な機能である膨潤性は,ほとんどの場合,室内試験結果により評価されているが,試験結果にはばらつきがあるため,このことが設計・評価上の不確実性を増大させている.そのため室内試験結果のばらつきの原因を調べる研究が既に行われ,試験条件が試験結果に影響を及ぼすことが明らかとなっている.本論文では,ベントナイトの吸水膨潤過程をモデル化し,3つの試験条件(試験装置の変形性,供試体高さならびに初期含水比)の影響が数値シミュレーションにより説明できることを示し,測定された膨潤圧のばらつきは,試験装置の変形性と供試体高さの違いによりほぼ説明できることを明らかにした.
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