ヌードマウス可移植性悪性黒色腫 (SK-14株) に対するLiblomycin (NK313) , Peplomycin (PEP) の抗腫瘍効果

1990 
ヌードマウス可移植性ヒト悪性黒色腫 (SK-14株) に対するLiblomycin (NK313) とPeplomycin (PEP) の単独投与した成績を比較検討した。その結果, NK313およびPEPは共に腫瘍増殖を抑制し, 形態学的にも両者ともに同様の形態的変化を認めることができた。腫瘍増殖抑制効果は, PEPよりもNK313の方がより著明であり, NK313が癌化学療法剤として臨床面で重要な役割を与えるものと考える。
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