A clinico-electroencephalographic analysis of childhood partial epilepsies with a generalization of focal seizure discharges.

1989 
部分発作で初発し部分てんかんとして加療している経過中に発作波が両側に拡がりを示し, 特に睡眠脳波でほぼ持続性の偽律動性全般性鋭徐波複合を呈した小児25例を1群: 発作波の全般化のみが著明な11例, 2群: 非けいれん性全般性発作を伴う10例, 3群: 知的退行が著明な4例に分けて臨床脳波学的特徴と予後について検討した。2群では焦点性運動発作が多く, 発作波の局在化部位も中心部が多かった。3群では全例でnon-REM睡眠のspike-wave indexが85%以上であった。脳波正常化後も精神発達遅滞が認められたのは3例のみで, 予後はおおむね良好であった。3群間の臨床症状の差異には部分てんかんの局在部位と全般性棘徐波の持続性が関連していると思われた。
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