Repeated Hepatic Resection for Recurrent Hepatocellular Carcinoma - In 15 Cases.

1992 
肝細胞癌肝切除耐術例106例の肝再発61例中の15例に再切除を行った.1か月ごとにα-fetoprotein (AFP), 3~4か月ごとに超音波ないしcomputed tomographyによる追跡を行い, AFP陰性で7例の再発を発見した.術式は1区域1例, 亜区域2例, 部分切除12例と初回より少量肝切除が多かった.腫瘍最大径は15例中7例が20mm以下の細小肝癌であった.2例を開胸経横隔膜的に切除した.大部分の症例に対して血行遮断をせず, マイクロ波メス, 超音波吸引破砕装置を用いて肝切除を行った.術中出血量は平均1,160mlで, 術死はなかった.再切除後累積生存率は1年83%, 3, 5年40%で, 初回肝切除後全経過でも3年87%, 5年58%, 7年46%と良好な予後を得た.肝切除後のAFP値および線密な画像診断の追跡により早期に再発を発見し, 種々の工夫のもとで肝再切除を行って, 治療法として肝再発例の25%に肝再切除を行い, 良好な結果を得た.
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