An extremely elderly patient with choledocholithiasis and many complications

1999 
症例は急性閉塞性化膿性胆管炎, 胆嚢穿孔, 右腎周囲胆汁貯留を生じた総胆管結石症の90歳の女性である. 超高齢のためまず緊急経皮経肝胆道ドレナージ (percutaneous transhepatic biliary drainage: 以下PTBD) を施行後, 体外衝撃波破砕療法 (extracorporeal shockwave lithotripsy: 以下ESWL) にて破砕を試みた. しかしESWLでは結石が硬くて大きいため砕石できず, 以後経乳頭的アプローチを試みた. 胆道に選択的なカニューレーションが困難であったため, PTBDガイド下にランデブー法によりウルトラトームを挿入し, 内視鏡的乳頭括約筋切開術 (endoscopic sphincterotomy: 以下EST) を施行した. 次に機械式砕石用バスケットカテーテルにて砕石 (endoscopic mechanical lithotripsy; 以下EML) を試みたが, バスケットが嵌頓したため体外式砕石器エンドトリプターを使用し砕石した. 本例は超高齢者であり治療に難渋したが, EMLを三度に分けて施行し安全かつ完全に砕石し得た.
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