Improvement of assessment program to classify the visual field grade in physical disability using Humphrey Field Analyzer

1999 
平成7年、身体障害者福祉法施行規則の一部が改正され、視野障害の等級判定に視能率の概念が導入された。前回我々は、「ハンフリー自動視野計による身障者視野等級別判定プログラムの試行」を報告した。その結果、25症例中11症例(44.0%)でゴールドマン視野計とハンフリー自動視野計による判定等級に不一致がみられた。今回我々は、両視野計における一致性を目的として周辺用プログラムの10度円周上の8測定点を11度円周上に変更し改善を試みた。対象は、網膜色素変性症を主とする26例49眼である。ハンフリー自動視野計630型を用い、ゴールドマン視野計I/4相当の周辺視野用プログラムで視野が10度以内か、11度以上かを測定し、10度以内ならばI/2相当の中心視野用プログラムを試行した。周辺視野用プログラムの平均測定時間は4分37秒、中心視野用プログラムは1分58秒であった。その結果、26症例中22症例(84.6%)にゴールドマン視野計とハンフリー自動視野計による判定等級の一致がみられ、今回のプログラムは前回より一致率が改善され有用であると考えられた。
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