Degradable Starch Microspheres(DSM)併用肝動脈化学塞栓療法(DSM-TACE)が著効した門脈腫瘍塞栓を伴うび漫浸潤型肝細胞癌の1例
2006
症例は80歳, 男性。門脈腫瘍塞栓を伴うび漫浸潤型肝細胞癌であった。DSM を用いた肝動脈化学塞栓療法(DSM-TACE)を繰り返し施行し, 原発巣および門脈腫瘍塞栓が著明に改善した。DSM-TACE は門脈腫瘍塞栓などにより, 従来のLipiodolなどを用いた肝動脈塞栓療法(TAE)が禁忌とされている高度進行肝細胞癌に対する新しい治療法となる可能性が示唆された。
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