Health Promotion Activities in a Rural Village in Fukushima Prefecture: Practical Planning to Improve Nutrition and Dietary Habits and Evaluation of Actual Implementation

2004 
福島県の西北部の山間部に位置する西会津町 (人口, 9,268名, 高齢化率35.5%-平成14年度-) で, 平成5年から12年の7年間の栄養・食生活改善活動の計画・実施・評価についての報告である。計画は, 平成4年, 5年の健康調査, 食生活調査の分析をもとに, 町の健康づくり施策と組織が作られた。栄養改善活動は, 保健センターに所属する管理栄養士が中心となって進行した。脳血管疾患の高い罹患率などの要因である高い食塩摂取の食事内容の改善を推進するために, 食生活改善推進員の育成を目標に, 健康・栄養・食生活に関する知識と調理技術を取得し, それぞれの家庭や近隣で実践し, 地域活動に広げていった。町全体の健康づくりの諸事業に連動することによって, 町民は, 食生活改善の必要性を認識し取り組んでいる。町の健康づくり活動は, 脳血管死亡率の減少が, 平均寿命の伸延につながり, その一つの要因として平成11年と5年の食生活調査の比較から栄養素摂取の過不足の改善が貢献していると評価している。
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    0
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []