Studies on the Fermentation Products of Clostridium aurantiacum

(1) Cl. aurantiacumは炭素源及び窒素源を種々変えても,見掛上常にブタノールを主醗酵生産物とする. (2) 生成溶剤分析の結果から,ブタノール・エタノール・アセトンの他にイソプロパノール生産する. (3) 本菌は他の溶剤生成Clostridiumと同じく,生育に伴い生酸期及び酸還元期をもつが,その酸生産期は顕著ではない. (4) 該菌は強いアセト酢酸脱炭酸酵素活性をもつが,アセトンの蓄積は著明ではない.