Clostridium difficile 感染症
2013
・ Clostridium difficile による感染症は接触感染によって感染する非常に伝播力の強い感染症である.・ 患者-患者間の感染予防にはすべてのケアに手袋やガウンを使用する接触予防策が必要である.速乾式アルコールでの手指消毒では芽胞は殺せないことに注意が必要である.・ 診断には抗菌薬使用歴や周囲の同感染症の発生状況などの病歴に加え,毒素のEIA法による検出や大腸内視鏡による偽膜の検出により行われる.GDH 抗原のEIA 法による検出は,陰性であった場合に可能性が下がるため有用である.・ 治療は通常はmetronidazole,重症例では内服のvancomycin を使用する.複数回の再発症例ではvancomycin の漸減パルス療法を行う.
- Correction
- Source
- Cite
- Save
- Machine Reading By IdeaReader
0
References
0
Citations
NaN
KQI