1.大阪大学におけるAI ホスピタルと消化器外科領域における取り組みの現状と展望
2021
大阪大学医学部附属病院(阪大病院)は,「Futurability 待ち遠しくなる未来へ」のコンセプトのもと,“病院にかかわるすべての人が待ち遠しくなるような病院”をめざしている1).2018 年には内閣府総合科学技術・イノベーション会議の戦略的イノベーション創造プログラム「AI ホスピタルによる高度診断・治療システム」(以下,AI ホスピタル)に採択され2),人工知能(AI)を病院のさまざまな場に実装する「AI 基盤拠点病院」の構築をめざし,大阪大学医学部附属病院AI 医療センターを開設して,病院のAI 化をすすめている.本稿では,AI ホスピタル事業において,当院と特に消化器外科領域が取り組んでいる診断・治療システムプロジェクトについて,外科医の視点から現状と今後の展望を解説する.
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