Two case with autoimmune hepatitis (AIH) who developed corticosteroid-induced glaucoma during the therapy.

1999 
自己免疫性肝炎 (AIH) に対する副腎皮質ステロイド投与中に緑内障を発症し, 副腎皮質ステロイド減量, β遮断薬点眼により軽快した2症例を経験した. 症例1は15歳, 女性, プレドニゾロン (PSL) 30mg/日投与40日目にステロイド緑内障を発症した. β遮断薬点眼を開始し, PSL投与量を減量したところ眼圧, 視力障害は改善した. 症例2は69歳, 男性, PSL30mg/日投与開始4カ月後, ステロイド緑内障を発症したためβ遮断薬点眼を開始した. その後, PSL5mg/日に減量し眼症状は消失し肝機能も正常化した.この2症例はいずれも緑内障の既往はなく, また共にHLAのDR2が陽性で急性発症した広範壊死を伴う重症例である. これらはAIHのステロイド緑内障を検討する上で興味深い.
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