Polycondensation of carboxyl-terminated and chlorocarbonyl-terminated poly(oxyethylene)s with diamines.

1984 
両末端にカルボキシル基を有するポリオキシエチレン (PEO酸) をジカルボン酸として用い, ピペラジン (PZ), ヘキサメチレンジアミン (HA) のジアミン類と反応させた. 50°~60℃では, PEO酸とジアミンの1: 1組成からなる塩が生成し, 100℃以上では, 脱水重縮合が生じてポリアミドを生成した. PEO酸とジアミンからなる1: 1塩をナイロン6, 6塩と混合し, 熱共縮合させて種々の組成をもったセグメントブロックコポリ (アミド・エーテル) を合成した.また, PEO酸をオキザリルクロリド, チオニルクロリドによって塩素化し, 両末端に酸クロリド基を有するボリオキシチレン (PEO酸クロリド) を合成した. PEO酸クロリドはPEO酸より高い反応性をもつため, ジアミン類と低温で溶液重縮合させることができた. この重合法を用いて, PEO酸クロリドとアジピン酸ケロリドの組成物から, セグメントブロックコポリ (アミド・エーテル) の合成を行った.
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