脳血管性認知症の 3 症例—MRI による画像診断

2008 
脳血管性認知症の原因の大部分は脳梗塞であるが,頭蓋内出血や低灌流状態によるものも含まれ,病因,病態,神経症候,経過は多様である。症候もアルツハイマー病とは異なり,意欲・自発性低下,精神運動遅延,遂行機能障害,行動異常など前頭葉機能低下による精神症状や,偽性球麻痺,小刻み歩行,尿失禁,腱反射亢進などの神経症候を示すことが多い。診断には病歴と症候に加え,MRI 画像が必須である。
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    0
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []