当院における急性胆嚢炎診療の現状―急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドラインの影響―
2013
高齢者が多い当院における急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドラインの影響を検討した.対象は2000年1月~2011年9月に入院を要した急性胆嚢炎366例.総胆管結石合併を除く307例をガイドライン刊行前後で前期153例,後期154例の2群に分けて検討した.早期手術が前期23例,後期53例と後期で増加した.入院期間は前期17日,後期13日であり短縮を認めた.周術期合併症・死亡率に差はなかった.総胆管結石合併59例に関しても検討した.前期35例,後期24例であり,ERC下治療後の胆嚢摘出術までの日数は前期13日,後期6日と短縮を認めた.当院においても早期手術を行うことで,安全に入院期間の短縮が得られた.
Keywords:
- Correction
- Source
- Cite
- Save
- Machine Reading By IdeaReader
13
References
0
Citations
NaN
KQI