The Remote Control of Street Lamps
1930
街路燈の點滅其他に簡便な遠方制御方式の必要な事は電氣事業の發達と共に其緊急の度を蜘ふるに至つた. 著者は之が一方式に關して研究し先に仙臺に於ける電氣, 照明, 電信電話三學會聯合大會で一部を發表した. 本方式の要領は鐡の磁氣飽和に依つて發生する高調波を利用するもので, 即ち變電所に於て餓心誘導線輪を負荷回路に直列に接續し, 一定時刻に主負荷電流を通じて働磁し高調波を發生させ受電端に於ては高調波に合調する回路を作り, 合調電流に依つて總電器を作動させ選擇負荷の開閉を行ふ. 總電器の操作は高調波發生時間の長短其他の方法に依つて區刷する. 本稿には此他に從來計盡せられた各種の街路燈遠方制御方式の原理を略説して一般の参考とした。
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