Estimation of Proteolytic Activity of Proteases by Flow Injection Analytical Method

1990 
プロテアーゼのたん白質消化力測定の,ろ過および発色操作をフローインジェクション分析法(FIA)によって自動化した.たん白質消化力は,カゼインを基質としてトリクロロ酢酸可溶性低分子分解産物をフォリン試薬で発色させることによって測定した.自動ろ過装置はフラクションコレクターにろ過管供給器を取り付けて製作ラクションコレクターにろ過管供給器を取り付けて製作し,測定データの取り込みおよび処理にはコンピューターを導入した.サンプルのインジェクション量を200μlとしたとき,サンプリング回数は20h-1であった.また,チロシン濃度10~50μg/mlの範囲では検量線は直線であり,繰り返し測定の結果は, 25μg/mlのチロシン標準液200μlを用いた場合, CV=2.35%(n=10)であった.同一サンプルをバッチ法と本法とで発色させ,たん白質消化力の値を求めたところ,相関係数r=0.998と良好に一致した.
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