A clinical study on glucose tolerance in patients with gastric cancer by intravenous glucose injection.

1987 
胃癌症例34例に経静脈的糖負荷試験を施行し, その成績をstage別, 癌腫の大きさ別に比較検討した. stage別ではstage I, II, III, IVの4群に, また癌腫の大きさ別では早期癌をA群, 進行癌を腫瘍長径が5cm以内をB群, 5~10cmをC群, 10cm以上をD群の4群に分けた. 血糖値はstage III, IVおよびC群がそれぞれstage I, A群にくらべ有意に高値を示した. IRIはC群, D群がA群にくらべ有意に低値を示した. Insulinogenic IndexはC, D群が, ΣIRIはD群がA群にくらべ有意に低値を示した. 以上, stage III以上, 腫瘍径5cm以上の進行癌で耐糖能低下が認められた. この耐糖能低下の原因として癌患者の栄養低下による影響が大きいと考えられた.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    0
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []