STUDY ON APPLICABILITY OF ELASTO-PLASTIC FINITE ELEMENT ANALYSIS TO THE ESTIMATION OF UPLIFT BEHAVIOR OF BELLED PILE

2007 
近年の自然災害の増加や電力自由化に伴い,送電鉄塔基礎の設計合理化に対する社会的要求が高まっている.複雑な地形・地質に配置され,多様な外力を受ける鉄塔基礎の安全性を検討するには,高精度の変形解析手法の導入が望ましい.しかしながら,汎用性を兼ね備えた数値解析ツールは皆無に等しいのが現状である.そこで本研究では,有限変形理論と陰解法応力積分アルゴリズムに基づく高精度・高効率の弾塑性有限要素解析手法を鉄塔基礎の引揚挙動解析に適用し,本手法の適用性ならびに基礎-地盤連成系の挙動について考察する.本研究の解析により,ひずみ局所化等に代表される地盤の変形特性や地盤傾斜角の影響を把握することができ,地盤の進行的な破壊挙動を考慮に入れた支持力評価に対する数値解析手法の適用性の一端を示すことができた.
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